youtube上でも、海外weeabooたちのその熱気は十分に伝わってきます。自分もそのムーブメントにノリたいとずっと考えていたので、ちょっとポケモンBGMや、ミクトランスの紹介レビューという名の感想と、その整頓でもしていこうと思います。
音楽面でもweeabooたちはアツいぞ!!そしてムサいゾ。
黒皇帝 – Lusamine in a Perfect World
「黒皇帝」というフランス在住の、主にゲーム音楽をRemixされてる方の楽曲。
概要欄に、
「Fool.」と一言あります。
そして「次のアルバムに収録するかも。」とも。
おそらく、作者もほぼノリと勢いで作っただけのお遊びのような曲みたいです。
それもそのはず、この曲はポケモンBGMのRemixではありません。
ルザミーネおばさんのキャラクター性に、作者が感化されて作った、キャラクターイメージソング。
ルザミーネさんはポケモン史上初の女ラスボスですね。
かつ、その最終形態はクリーチャーになったり、その他の設定もかなり魅力的でしたね。個人的にも衝撃的で一時期待ち受けにしてしまったりした。
そんな、趣味に踊らされてつい遊んでしまった曲を「馬鹿げてる」と誤魔化しちゃう黒皇帝さんが可愛いですが、曲もRemixも、腕は確かでかっけーです。
黒皇帝さんには申し訳ないかもしれないけど、この人の曲の中でこの曲はかなり上位に入るくらい好き。
曲の印象
イントロの浮遊感は、まさにウツロイドの巣ですね。
そして、電子音なのに有機的でおぞましいブレイクに移行するのが最高です。ついでにおばさんの笑い声。
左右に分離したスピーカーで聴いた時、すごく感動した覚えがあります。
作為的な展開もあまり感じられず、
馬鹿げた、やっつけのようなキメとブレイクの応酬が印象的。
こういう、インプロビゼーションみたいなDTMも聴いてて面白いです。
それでいて、決してメチャクチャにならず、ちゃんと6分間を聴かせる、流しておきたくなるように出来てる。
うまい。
後半でてくるピアノバッキングのアルペジオに、どこか坂本龍一っぽい和の風味を感じてしまうのは私だけ?
それに反して、リズムはタイトで無骨。ドラムンベースっぽい疾走感あふれるエイトビートにより、ピアノの叙情性は程々に緩和されててイイ感じ。しみったれてない。
歪んでもいいから、ドスい低音からリバーブの効いた高音まで隅々まで聴きたい。
この曲、マジでええわ。
その上、ルザミーネ最終形態のイメージに完全にマッチしてるのが最高です。
I’d say Kurokoutei is definitely a super amazing composer!
コメント